清村矯正歯科

清村矯正歯科のブログでは、矯正歯科治療の疑問や症例について解説しています。

スタッフの矯正治療体験談 

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当医院のスタッフ(衛生士)が以前から当医院で治療中でしたが、昨年10月に無事終了しました。

今回は現在治療中の患者様や、これから治療を開始する方々のご参考のため、治療の経過といくつかの質問、体験談を掲載したいと思います。



●初診時年齢 35歳 女性

主訴:正中が合っていない

症状:下の歯の正中が左側にずれています。骨格的に上顎がやや大きく、前方にあり上顎前突(出っ歯)です。下の前歯にデコボコがあり、右上の第一大臼歯が欠損しており普段は一歯だけの入れ歯が入っています。

診断:下顎の左側偏位を伴う上顎前突、大臼歯欠損を伴うAngleⅠ級Large overjet及び叢生

治療方針:奥歯が1本ないので、非抜歯での治療も提案しましたが、口元の突出感の改善も希望したため左上の小臼歯1本と下顎の小臼歯2本を抜歯して、奥歯が1本ない右側の小臼歯を遠心移動(後ろに動かす)して治療を行うことにしました。

治療経過:元々顎が左に偏位している骨格のため、噛み合わせが理想的になっても上下の正中はぴったり合わない可能性があることを理解してもらい治療を開始しました。右上の小臼歯を後ろに移動するのは時間がかかるため矯正用インプラント(TAD)を使用しましたが、残念ながら定着せず2度ほど脱離してしまいました。仕方なくインプラント無しで治療を継続したため予想より治療期間が長くかかってしまいました(治療期間2年9か月)

コメント:上下の正中は何とか合わせることができました。奥歯の本数の違う右側のかみ合わせも問題なく、上の前歯の突出も改善されました。口元も少し引っ込みました。



●治療前後のレントゲンの比較 治療前(左)治療後(右)



●治療前後の口腔内写真の比較 

治療前

治療後

●体験談・治療後の感想

Q1 矯正治療をしようと思った理由はなんですか?

正中が合っていないうえ前歯が片方だけとび出ていて、唇を閉じても歯が一部だけ見えてしまっているのが嫌で機会があればやりたいと思っていました。そこにもともと倒れていた下の犬歯がさらに動いている様子だったので、これを機に始めようと考えました。


Q2 治療中一番大変だったこと、つらかったことはなんですか?

はじめて前歯にブラケットを付けたとき、初めは熱まで出てきてしまい大変でした。ただ、初めての時が衝撃的だったので、その後の痛みはそこまで気になりませんでした。


Q3 矯正治療中の患者さんにアドバイスはありますか?

口の中の事なので、ちょっとした変化で不安になったり気になったりするとは思いますが、痛みや違和感については必ず慣れていくので、そこまで心配しなくて大丈夫です。


Q4 現在リテーナー使用中ですがどのような感じですか?

想像していたより大きいものが口の中に入っている感覚で、発音するときに舌がリテーナーにあたるので、サ行、タ行の発音をするときに舌の動かし方を変える必要がありました。ただ、ブラケットと違って凹凸が少ない上に歯並びが整っているので、唇を自然に動かせて快適です。


Q5 治療が終わった今の感想をお願いします。

歯並びが良くなったので歯磨きがしやすく、フロスも通しやすくなりました。口を閉じたときに歯が一部見えてしまうのも改善されたので、とても嬉しく感じています。矯正中にできた変な癖があるので、口元の筋肉を意識して綺麗な笑顔を作れるように練習中です。歯並びは口周りの筋肉と舌それから噛み合わせが密接に係わってくるので、これからもいい状態を維持できるよう意識していきたいと思っています。

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Written by kiyomura

1月 9th, 2024 at 2:09 pm