清村矯正歯科

清村矯正歯科のブログでは、矯正歯科治療の疑問や症例について解説しています。

Archive for 4月, 2012

矯正治療中の歯磨きについて(2)

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歯を磨くと出血する」の原因は?
ブラッシング不足により起きるトラブルとして、
歯肉炎が起きることがあります。歯ぐきが脹れる(歯肉炎)と
矯正装置と歯ぐきが接触し、さらにブラッシングが不十分となり、
炎症がひどくなるとブラッシングのたびに出血するようになります。
歯肉炎がひどくなると歯周炎となり、
歯を支えている骨が徐々に無くなっていきます。
特に下記の2ヶ所はブラッシング不足による歯肉炎と出血
が起こりやすい部位です。
【奥歯の歯頚部】
ハブラシが届きにくいことと、
他の部位よりもやや大きい装置(チューブ)が付
いているため磨き残しが起こりやすい。
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【リンガル(裏側)矯正の前歯の歯頚部】
装置の構造上、歯ぐきと装置(ブラケット)までの距離
が近いためハブラシが届きにくい。
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いくつマスターできていますか?
(ブラッシングチェックリスト)
1) ブラケットの周りを磨いている(写真①)
2) 歯頚部をしっかり磨いている
3)ハブラシの先を使っている(写真②)
4)ストローク(ハブラシを動かす距離)は小さく
細かく動かしている
・適度な力(ブラシが少し曲がるぐらいの強さ)で磨いている(写真③)
・最後に磨き残しがないか、鏡でチェックしている
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お子様が矯正治療中の保護者の方へ
寝ている間は唾液の分泌が減り、お口の中が乾燥しが
ちです(口をあけて寝ている場合は特に)。
お口の中が乾燥していると、細菌が繁殖しやすくなるため、
寝る前のブラッシングは大変重要です。
お忙しいとは思いますが、磨き残しがないかどうか、
できるだけ就寝前の歯磨きチェックをお願いいたします。
==埼玉県川口市の清村矯正歯科オフィシャルサイト==
www.2-koo.com

矯正治療中の歯磨きについて

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みなさん、こんにちは。歯科衛生士の宮崎です。
今回は、矯正治療中の歯磨きについてお話したいと思います。
矯正の装置をつけると歯垢(しこう)が溜まりやすくなり、
①歯質が溶けて虫歯になる
②口臭の原因になる
③歯肉炎になる(歯茎が腫れる)
などのことが起きます。
こんなことを言うと、「大変そうだな~」なんて思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
しっかりとポイントを抑えれば大丈夫です。
参考にしていただき、皆さん一緒に矯正治療を頑張りましょう。
歯垢がたまりやすい場所は、どこの部分だと思いますか?
矯正治療中の歯磨きを効率よく行なうには、
まずどのような場所が汚れやすいのか知っておく必要があります。
磨きの仕方も個人差があり、その人が持っている癖がありますので、
一概には言えませんが、一般的に歯垢が溜まりやすいポイントは以下の4つです。
汚れがたまりやすい場所ほど、念入りにブラシングするように心掛けてください。
歯垢が溜まりやすい4つのポイント
① 歯と歯茎の境い目(歯頚部)
② ブラケットのまわり
③ 臼歯部(奥歯全体)
④ 特に最後臼歯(一番後ろの歯)
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※③、④のブラッシングが苦手な方は、
写真のようなタフトブラシを使う方法が有効です。
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