清村矯正歯科

清村矯正歯科のブログでは、矯正歯科治療の疑問や症例について解説しています。

Archive for the ‘未分類’ Category

歯磨きのコツ(3) 歯磨き粉の種類

without comments

前回から引き続いて「歯磨きのコツ」のお話をします。前回までは主に歯ブラシや歯の磨き方についての説明をしましたが、今回は歯磨き粉(歯磨剤)についてのお話です。

皆さんはどのような基準で歯磨き粉(歯磨剤)を買いますか?市販されている歯磨き粉はさまざまな種類があり、値段もいろいろですよね。

歯磨き粉には、入っている成分により大きく分けて2つに分類できます。
その違いとは薬用成分のことで、薬用成分が配合されていない歯磨き粉は化粧品に分類され、薬用成分が配合されている歯磨き粉は医薬部外品に分類され、一般的にその配合物の種類により金額が高くなります。

化粧品歯磨き粉とは、効率よく食べかすやプラーク(歯垢)を除去する虫歯予防、口臭予防、などが目的の歯磨き粉です。

医薬部外品(薬用)歯磨き粉とは、フッ素化合物や抗炎症剤など薬用成分が配合された歯磨き粉のことで、虫歯予防のほかに歯槽膿漏や歯肉炎の予防、知覚過敏の抑制などの効果が目的の歯磨き粉です。

以下に一般的な医薬部外品(薬用)歯磨き粉の成分表を示します。
※紛らわしいですが、「医薬部外品」と「薬用」はほぼ同じで「医薬品(病院で処方される薬)ではないけれどそれに準じた効能がある薬」という意味だそうです。

不正咬合の種類について(5)

without comments

矯正治療をもっと知りたい vol.6

正咬合の種類について 過蓋咬合・開咬
こんにちは。Value Linkの野々村太郎です。連載でお送りしている「清村先生へインタビュー」今回は「過蓋咬合(かがいこうごう)」と「開咬(かいこう)」について聞いてみたいと思います。

野々村(以下N):今回は「過蓋咬合」と「開咬」について教えて下さい。宜しくお願い致します。
清村先生(以下K):宜しくお願いします。

N:まず、「過蓋咬合」と「開咬」とは、どのような状態なのか教えていただけますか?
K:はい。前回、前々回と「出っ歯」や「受け口」についてお話ししましたが、これらは上下のアゴ、前歯の位置関係が前後にズレた状態です。「過蓋咬合」と「開咬」は、この位置関係が上下にズレた状態の不正咬合です。
過蓋咬合は下の歯が見えないほど、上の歯が覆いかぶさっている深い咬み合せです。

501

逆に開咬は、奥歯は噛み合っているのに前歯が噛み合わない浅い咬み合せです。

502

N:そのような歯並びの場合どのような弊害がありますか?
K:過蓋咬合の場合下の歯が、上の歯ではなく上アゴの歯ぐきと噛んでいるので、歯や歯ぐきを痛めたり、下アゴの動きが制限されて、関節に力がかかりすぎて顎関節症を招いたりすることがあります。
矯正治療のご相談は、埼玉県川口市の清村矯正歯科まで

Written by kiyomura

11月 23rd, 2009 at 11:24 pm